バーコードリーダーのエイポック
バーコードリーダー,QRコードリーダーの販売会社
バーコードリーダーについて
初心者のよくある質問。全般的な質問。
質問
Bluetooth(ブルートゥース)とは何ですか
回答
Bluetooth(ブルートゥース)は無線通信規格の1つです。デジタル機器を比較的近距離で通信させる目的で策定されました。Bluetooth対応バーコードリーダーはBluetooth対応の機器(コンピュータなど)と無線通信することで、バーコードリーダーが読み取ったデータを無線でコンピュータなどに入力することができます。
名称
- Bluetooth (読み方:ブルートゥース)
特徴
プロファイル
Bluetoothには、プロファイルという、どのような機器と通信するかを定めた複数の通信手順があります。 バーコードリーダーで主に使用されているプロファイルは「HID(ヒューマンインターフェイスデバイス)」か「SPP(シリアルポートプロファイル)」。これ以外に、バーコードリーダー各製品独自のプロファイルを持つバーコードリーダーもあります。
下記は、Bluetooth対応バーコードリーダーでのHIDとSPPのプロファイルの特徴です。
- Bluetooth HIDで通信するバーコードリーダーは、パソコンに対してキーボード入力のように読み取りデータを入力します。例えば従来のUSBケーブル式のバーコードリーダーのように使えます。専用アプリケーションが不要で、使用者は特別な技術がなくても使用できます。
※弊社販売のCM-520W1、KDC200、KDC300はBluetooth HID対応で、どなたでも容易に使えます。 - Bluetooth SPPで通信するバーコードリーダーは、パソコンに対してシリアル通信のように読み取りデータを送信します。専用アプリケーションが必要で、技術者によるシステム開発が必要な場合があります。また、マスター(親機)、スレーブ(子機)という考え方があり、通信開始時は毎回マスター側から操作します。(スレーブ側からは接続開始できない)
クラス
Bluetoothにはクラスという電波強度をあらわす仕様がある。クラス1の電波強度なら通信距離100m、クラス2なら10m。
ペアリング
Bluetooth機器同士を、はじめて互いに認識させるとき、ペアリング(Pairing、ペアを組む)という操作がある。ペアリングによって、他の機器と混信しないようになります。
対応製品
バーコードリーダー | 1次元コード |
2次元コード |
Bluetooth無線でパソコンにデータ入力 |
---|---|---|---|
CM-520W1-S Bluetooth搭載 |
○ | × | ○ 距離100m 専用受信機で パソコンと通信OK |
CM-520W1 Bluetooth搭載 |
○ | × | ○ 距離100m(注) タブレットPCや iPadなどと通信 |
KDC200 Bluetooth搭載 |
○ | × | ○ 距離10m タブレットPCや iPadなどと通信 |
KDC300 Bluetooth搭載 |
○ | ○ | ○ 距離10m タブレットPCや iPadなどと通信 |
あらかじめご承知いただきたい事項
- Bluetoohtはすべての機器との接続を保証する通信方式ではありません。機器固有の原因により、バーコードリーダーが動作しない場合があります。
- 具体的な設定方法は機器によって異なります。各機器の説明書をお読み下さい。