バーコードリーダーのエイポック
バーコードリーダー,QRコードリーダーの販売会社
バーコードリーダーについて
初心者のよくある質問。全般的な質問。
質問
PS/2キーボードインターフェース(PS/2接続)とは何ですか
回答
バーコードリーダーとコンピュータを専用のPS/2キーボードケーブルで接続し、読み取ったバーコードデータをキーボードデータとしてコンピュータに出力する方法です。
名称
次の名称はいずれも同じものを示します。
- PS/2キーボードインターフェース
- キーボードインターフェース
- キーボード I/F
- Keyborad Interface
- キーボードウェッジ
- Keyboard Wedge(海外での主流の呼び方)
- キーボードエミュレーション
- Keyboard Emulation
標準のコネクタ形状はPS/2 Mini-Din6Pinです。製品やメーカーによってはコネクタ形状が異なるキーボードインターフェースが用意されている場合があります。現在のコンピュータ(DOS/V)のキーボードコネクタはPS/2が主流ですが、以前はDin5PinやDin8Pin、AppleADBなど様々なキーボードコネクタの形状が存在したためです。キーボード接続型のバーコードリーダーのインターフェースの名称は統一されていないのが現状で、データ伝送の方式に由来する名称がキーボードインターフェース、Y字型に分岐しているケーブルの形状に由来する名称がキーボードウェッジとよばれているようです。
特徴
接続が簡単
- 専用のデバイスドライバファイルが不要です。USBに対応していないコンピュータやWindows以外のPC/AT互換機にも接続できます。
- バーコードリーダー付属のY字分岐ケーブルでパソコンのキーボードも使用できます。
別途電源不要
PS/2キーボードコネクタ経由でコンピュータがバーコードリーダーに電源を供給します。ACアダプタが不要です。
誰にでもすぐに使える
バーコードリーダーで読み取ったデータは、キーボードデータとしてパソコンに出力されます。接続が完了したら、Excelやその他のアプリケーションにバーコードデータを入力できます。コンピュータの設定や開発は不要です。
接続方法
- パソコンのキーボードコネクタ(PS/2コネクタ)にバーコードリーダーのPS/2コネクタを接続します。
- パソコンのキーボードはバーコードリーダーの分岐ケーブルに接続します。
あらかじめご承知いただきたい事項
- PS/2はすべての機器との接続を保証するインターフェースではありません。パソコン固有の原因により、バーコードリーダーが動作しない場合があります。
- 弊社がサポートしているコネクタは「PS/2 MiniDin6Pin」です。NEC PC9801やエミュレーション端末など、コネクタ形状が異なる場合は物理的に接続不可です。また、変換アダプタなどを介しても動作しません。
- ケーブルの延長はサポート外とさせていただきます。市販のキーボードケーブルなど使用して延長するとノイズの影響を受けやすくなります。また、バーコードリーダーに供給される電力が低下して読み取り性能が低下する場合があります。