バーコードリーダーについて

初心者のよくある質問。全般的な質問。

質問

USBキーボードインターフェース(USB接続)とは何ですか

回答

バーコードリーダーとコンピュータを専用のUSBケーブルで接続し、読み取ったバーコードデータをキーボードデータとしてコンピュータに出力する方法です。取り扱いが簡単で誰でもすぐに使えます。

名称

次の名称はいずれも同じものを示します。

特徴

接続が簡単
  1. 専用のデバイスドライバファイルが不要です。WindowsなどOSが標準で搭載しているUSBヒューマンインターフェイスのドライバで動作します。
  2. コンピュータが実行中にUSBコネクタを接続したり取り外したりできます(ホットプラグ)
  3. USBクラスは HID(HumanInterfaceDevice) 。 コンピュータがバーコードリーダーをUSBキーボード(ヒューマンインターフェイスデバイス/HumanInterfaceDevice/略称:HID)として認識します。
別途電源不要

USBバスパワー。コンピュータがバーコードリーダーに電源を供給します。ACアダプタが不要です。

誰にでもすぐに使える

バーコードリーダーで読み取ったデータは、キーボードデータとしてパソコンに出力されます。接続が完了したら、Excelやその他のアプリケーションにバーコードデータを入力できます。コンピュータの設定や開発は不要です。

補足

WindowsVista/WindowsXP/Windows2000/WindowsMe/Windows98SEは、USBヒューマンインターフェースデバイス(USBクラスドライバ)を標準で搭載しています。バーコードリーダーをパソコンに接続すると、PnP(プラグアンドプレイ)によって、Windowsがデバイスを自動的に検出します。検出後はUSBのドライバを検索してインストールします。

接続方法

WindowsVista、WindowsXP、Windows2000
手順1

コンピュータのUSBポートにバーコードリーダーのUSBコネクタを接続します
USBコネクタUSBポート

手順2

パソコンを操作する必要はありません。パソコン(Windows)が自動的にUSBドライバを検出し、自動的にセットアップが完了します。タスクバーにバルーン(フキダシ)が表示されます。表示が消えるまで数秒待ちます。表示が消えるとセットアップは完了です。その後、すぐにバーコードリーダーをご使用になれます。

  1. バーコードリーダーを接続した直後
    USBバーコードリーダーの接続
  2. そのままパソコンを操作せず、待ちます。
    USBバーコードリーダーの接続
  3. USBドライバのインストールが完了しました。
    USBバーコードリーダーの接続

 

Windows98 SecondEdition
手順1

コンピュータのUSBポートにバーコードリーダーのUSBコネクタを接続します

手順2

ハードウェアの追加ウィザードが起動します。コンピュータを操作してください。

  1. バーコードリーダーを接続した直後
    USBバーコードリーダーの接続
  2. [使用中のデバイスに最適なドライバを検索する]をチェックし[次へ]をクリック
    USBバーコードリーダーの接続
  3. [次へ]をクリック。もし自動的にドライバが検索されなかった場合は[検索場所の指定]をチェックし[C:¥WINDOWS¥INF]と手入力してから[次へ]をクリック
  4. USBドライバのインストールが完了しました
    USBバーコードリーダーの接続
補足

Windows98はコンピュータによってはWindowsフォルダ内にUSBに関するドライバ情報(INFファイル)が無い場合があります。その場合はWindows98のCD-ROMからUSBドライバ情報をインストールする必要があります。デバイスの追加ウィザードがCD-ROMをパソコンにセットするように表示しますので、CD-ROMをセットし「D:¥WIN98」(DドライブがCD-ROMドライブの場合)と入力しUSBドライバのインストールを続行してください。Windows98のCD-ROMはお客様ご自身でご用意してください。

接続後の確認

USBキーボードインターフェースの接続が完了したら、Windowsのデバイスマネージャで正しく接続されているかどうかを確認できます。ツリー上に周辺機器一覧が表示されている中にヒューマンインターフェースデバイスが表示されていることを確認します。+記号をクリックしてUSBヒューマンインターフェイスデバイスが表示されています。正しくドライバがインストールされたら図の赤丸で囲った個所のように表示されます。
デバイスマネージャ

デバイスマネージャを開く方法
WindowsXP:コントロールパネルがカテゴリ表示の場合

[スタート]-[コントロールパネル]-[パフォーマンスとメンテナンス]-[システム]-システムのプロパティ-[ハードウェア]タブ-[デバイスマネージャ]

WindowsXP:コントロールパネルがクラッシック表示の場合

[スタート]-[コントロールパネル]-[システム]-システムのプロパティ-[ハードウェア]タブ-[デバイスマネージャ]

Windows2000

[スタート]-[設定]-[システム]-システムのプロパティ-[ハードウェア]タブ-[デバイスマネージャ]

補足
  1. ヒューマンインターフェイスデバイスはバーコードリーダーが接続されている時にのみ表示されます。
  2. USBヒューマンインターフェイスデバイス」はUSBキーボード、USBマウス、USBゲームコントローラーなどが接続されている時も表示されます。
  3. ツリー表示の上部にあるUSBコントローラはパソコンのマザーボードに実装されたUSBコントローラーのチップ情報です。
    「USBコントローラー」表示されていなかったり、警告マーク(!)が表示されているときは、パソコン側のUSBに問題がありますのでバーコードリーダーを使用できません。
  4. WindowsMeではUSBヒューマンインターフェイスデバイスに 「?」マークが表示されます。OSの仕様上、表示されるものです。動作に問題はありません。

取り外し

バーコードリーダーをコンピュータから取り外すときは、USBコネクタを抜いて取り外してください。コンピュータ(Windows)の電源は入った状態でUSBコネクタを抜き取ってもかまいません。USBにはホットプラグという特徴があります。ホットプラグとはコンピュータの電源が入った状態でUSBの着脱ができることです。

あらかじめご承知いただきたい事項